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ただいま寄り道中

カチン・ミッチーナの備忘録

ミッチーナのマーケットをプラプラ散策してみる

こんにちは、おこめです。今回はミッチーナ最大のマーケットをご紹介します。ミッチーナにきて、何か買い物をしたいときはここへ行けば基本的なものは揃えることが出来るかと。
 
ミッチーナ駅から川のほうに向かって歩いていけば、ものの数分でマーケットに到着。食料品から日用雑貨、はては高価な宝石までなんでもあります。

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グーグル地図では、City Development Market(以下CDM)とBazzarと分けられているのですが、どちらも品ぞろえ的には同じような感じです。川沿いには生鮮食品や生花などを扱うエリアもあります
国際色も豊かで、ターバンをまいたおじさんが店番をするインド系のお店、漢字でかかれた看板を掲げる中華系のお店などもあります。
 
マーケット内はそれぞれお店がひしめきあうように並んでいます。基本的には、特定の種類のものを取り扱う専売形態のお店がほとんど。また、取り扱う商品が同じ店舗が隣接しています。
 

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民族衣装とその素材となる布を扱うお店。基本はここで布を買って、裁縫の専門店にいってロンジーにしてもらうことが多いです。

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布5000Ks~
裁縫1000Ks~
 

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女性向けのシャンプーやボディークリームなどを扱うお店。ニベア・ジョンソンエンドジョンソンなどの他、韓国製・中国製の商品が多くあります。
 

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竹籠屋
 

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布団屋
 
マーケット内で歩き疲れたら、軽食なんかも売っているので一休みがてら食べてみるのもいいかもしれません。

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私はCDM内で売られているこちらのデザートが好きでよく行ったら必ず食べています。ただ、氷を使用してたり、手の上でスライスしてたりなど衛生的には…なのでそこは自己判断でお願いします。(一杯500Ks)
 

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生鮮食品エリアは、より一層カオスな感じです。ちょっと入ってみたんですが、生臭いにおいや、よくわからん匂いが漂っているため気分が悪くなり奥に進むことを断念。
でも、せっかくなので立ち寄ってフルーツあたりでも買ってみてください!
 
ミッチーナマーケットは、所狭しと並ぶ様々な商品を眺めているだけでも暇つぶしにはもってこいですし、現地の人たちの生活を垣間見れるところですのでぜひとも訪れてみてください!

ミッチーナについて②通信事情について(2017/01/26追記)

ミッチーナに持って行くべき通信機器

 

カチンに限らず通信手段を確保するために、SIMフリースマートフォンを持っていくのがお勧めです。
なおかつデュアルSIM(=SIMカードが2枚セットできるもの)が一番良いかと。

私自身は、FREETELのPriori3を所持しています。これには、標準SIMとMicroSIMが同時にセット可能です。
購入金額は確か一万円ちょっと。おそらくスマホとしては相当安い部類ではないかと。

 

通信会社はMPTとooredooの二股

 

さて、通信環境の整備が日進月歩で進んでいるミャンマー。カチンもまた、東北部の奥地とはいえ、スマホが普及し、当たり前のようにWebにアクセス出来ています。
そんなミッチーナで私が使用している通信会社はMPTとooredoo。

MPTは政府系企業で、モバイル通信速度はやや遅いもののアクセス可能範囲の広さが売り。よくdocomoに例えられています。個人的にはdocomoよりも明朗会計な分MPTのが好きです。

ただし、最近ミッチーナのビルマ空軍基地近くでMPTを使用している民間人の電話を傍受しているという噂が流れています。真相のほどはわかりませんが、政府系ということは=国軍系といえるもので、そこらへんも念頭に置いておくといいかもしれません。(2017/0126追記)
ooredooは最近シェアを伸ばしている、カタールからやってきた民間企業です。こちらはモバイル通信速度はかなり速い(とはいえミッチーナでは3G)、しかしやはり郊外では圏外になってしまいます。

さらに、ミッチーナでは週に一1回から2回程度の頻度で、電波が数時間ほど全く入らなくなってしまうことがあります。(2017/01/26追記)

そんなわけで両者のいいとこどりをするべく、2枚を購入しました。普段はooredoo、遠出するときなどooredooが使用できない場合はMPTに切り替えて使用する予定です。

 

SIMのサイズとチャージについて


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サイズはMPTが標準からNano、ooredooが標準からmicroまで対応できるものを購入。私は必要なかったので使用してないのですが、ooredooにもnanoSIMはあるようです。

 

SIM購入後アクティベートやアクセスポイントを設定しおたりとややめんどくさいんですが、まぁそれはお店の人がやってくれると思います。私の場合は知人にやってもらいました。
残高(Balance)の確認は「*124#」にコール。通信量のチャージ(Top up)は、チャージ用のPINコードがかかれているカード(下記写真参照)を購入し、「*123*PINコード#」にコールで出来ます。ちなみに、駄菓子屋のようなお店でもフツーにチャージ用のカードが売ってます。日本より断然便利だと思うのは私だけではないハズ。

ちなみに、ooredooのデータ通信料は、1GB/3000ksから10GB/19000Ksと何種類かありますので自分のライフスタイルにあったものを選んで下さい。

 


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実際に携帯としては勿論、デザリングして、タブレットやPCにとガンガン使っていますが、特にストレスを感じることはありません。

通信速度も3Gだからどうなの?と思ってたのですが、サクサクといかないまでも申し分なしです。(動画は未確認です)

 

 

1日1500円とかでwifiルーターレンタルするのは嫌だなぁという方はぜひともSIM購入にトライしてみては。

少数民族州における戦争:タマドー(ビルマ国軍)は正当な戦争を行っているか?(Kachiland Newsより)

こんにちは、おこめです。ミッチーナは日中はだいぶ暖かくなってきました!
今日はややお堅めの話題。
カチンランドニュース(Kachinland News以下KLN)*1から、カチンとミャンマー民主化について考えさせられた記事の紹介をしたいと思います。
 
WAR IN ETHNIC STATES: Is the Tatmadaw waging a just war?
少数民族州における戦争:タマドー(ビルマ国軍)は正当な戦争を行っているか?」
 
記事のポイント
  • ビルマ国軍によるシャン州北部及びカチン州における戦闘行為の正当化について論ずる。
  • ビルマ国軍は北部-ビルマ同盟(NA-B)と呼ばれる、民主同盟軍(MNDAA)・タラン国民解放軍(TNLA)・アラカン軍(AA) を一方的にテロリストと断定し、その殲滅のために戦っていると述べている。
  • NLD(国民民主連盟)はすべてのEAO(少数民族武装組織)と平和的交渉による和解を目指しているのに対して、ビルマ国軍は北部―ビルマ同盟(NAーB)を除外している。
  • ビルマ国軍は正しい戦争を命じたり命じる権限はない。国軍が平和的プロセスではなく戦争選ぶのは政治的利益のためである。
  • ビルマ国軍は公正な戦争の基準(比例性・非戦闘員を避けること・特定兵器の使用回避)を満たしていない。
 
アウンサンスーチー氏率いるNLDが与党になってから戦闘がより悪化したと考えるカチン人は、私の周囲に限ったことですが少なくありません。
NLDの立場は民族紛争の平和的解決であるのに、なぜ紛争が悪化しているんかな?と考えていたのですが、この記事を読んで思ったのは、NLD政権下で国軍が自らの地位の不安定化を恐れ、国軍の存在価値の誇示しようとした結果、紛争を激化させたのではないかということ。
 
例えば、NLDが政権を取り民主化に歩み始めたということは、それまで国軍が独占的にしめていた地位や利益が圧迫されることに他ならず、国軍に割り振られる予算そのものが削られ、地位に付随していた既得権益も失いかねないということ。
また、国民主権の国家となれば、国軍はその存在の意義や価値を国民に分かりやすく示さねばならなくなります。そうなると、一番簡単な方法は、国民の平穏を脅かす”かもしれない”敵をつくることなのではないでしょうか。
それが他国内(或いは他国そのもの)であろうと自国内であろうと、とにかく「戦うべき敵が確かに居る」ということが国軍にとっては重要な意味を持つのではということです。
 
この時点で、国軍が想定している国民というのがどこまでも「ビルマ人」となっていること、これこそがミャンマーの国内紛争の根本的問題であると思います。国軍への不満が、次第にビルマ人そのものへの不満へと変わってしまってはそれこそ紛争解決は難しくなるでしょう。
あるカチン人の知り合いの「結局、政府はビルマ人のための政府なんだ」という言葉からにじみ出るのは、政府批判だけではなく、ビルマ人そのものへの批判です。(その時、こうして民族同士でいがみ合い始めたらそれこそ国軍中枢部の思うツボになってしまうよ、と喉から出かけて飲みこんだ。)
 
私は、ミャンマー民主化は紆余曲折を経ながらも少しずつ前進していくと思っています。一方で、国軍をうまくコントロールすることが出来ない限り、民主化プロセスの進展によって紛争がより長期化・激化する可能性があるとも考えています。今後、NLDはその点にもっと積極的かつしたたかに対応することを期待します。
 
当事者ではない私たちも、ミャンマー民主化の光の部分に焦点をあてるだけでなく、副作用のように起こる影の部分も注視していかねばならない。そう考えさせられる記事でした。
 

*1:KLNはミャンマー・カチン州に拠点を置く非営利メディア。主に、カチン州での内戦に関する記事などを掲載。公式ページ:http://kachinlandnews.com